低金利でお金を借りる方法を紹介!事業を始めるなら公的融資もおすすめ

お金を借りる際には低金利で借りたいものです。低金利でお金を借りられるのはどこでしょうか?消費者金融や銀行のカードローンの金利を比較してみましょう。

また、より低金利でお金を借りることができるのが、フリーローンや多目的ローンです。さらに、要件に該当すれば国からお金を借りることも可能です。

低金利でお金を借りる方法や選ぶ際のポイント、低金利のメリット、デメリットについて解説します。

  1. 低金利でお金を借りるなら消費者金融より銀行がおすすめ
    1. 大手消費者金融の上限金利の平均は18.0%
    2. 銀行カードローンは消費者金融より低金利であることが多い
  2. 低金利で選ぶならカードローンよりフリーローン
    1. 10%以内の金利でお金を借りることができるフリーローンもある
    2. フリーローンとカードローンの大きな違いは借入回数
    3. お金を借りる回数が1回なのはメリットでもある
    4. 住宅ローンやカードローンなど他商品と合わせてさらに低金利になることも
    5. お金を借りるまで時間がかかることがある
  3. お金を借りる目的が決まっているなら低金利の「多目的ローン」がおすすめ
    1. 多目的ローンはフリーローンより低金利でお金を借りることが可能
    2. 多目的ローンを申し込む際には具体的な見積書が必要
  4. 教育資金や事業を始めるなら低金利の公的融資制度も検討する
    1. 日本政策金融公庫は中小企業のほか個人企業にも低金利で融資
    2. 収入に応じて借りられる国の教育ローンは低金利
    3. 生活費などに困った場合は無利子もしくは低利子の生活福祉資金貸付制度を検討
  5. 低金利でお金を借りると返済負担も軽減できるが注意点も抑えておく
    1. 低金利のローンの場合返済負担がどれくらい軽減できるのか把握する
    2. 低金利でお金を借りることができても返済期間が長いと返済総額が増える
    3. 低金利のカードローンやフリーローンを契約する際は上限金利を確認する
    4. 繰り上げ返済には手数料がかかる場合がある
    5. 固定金利や変動金利かをチェックして状況や都合に合わせて選ぶ
    6. 有担保型フリーローンは無担保型よりも低金利でお金を借りることが可能
  6. 低金利であることも重要だがサービス内容も比較する
    1. 消費者金融には無利息期間サービスがある場合も
    2. 即日融資に対応していれば早急にお金を借りられる可能性が高い
    3. カードローンでお金を借りるなら利用しやすいことも大切
  7. 「低金利でお金を借りる」に関連するよくある疑問
    1. Q 銀行と消費者金融ではどちらが低金利でお金を借りられますか?
    2. Q 低金利でお金を借りる際の注意点は?
    3. Q フリーローンとカードローンはどちらを選んだ方がよいですか?
    4. Q 低金利でお金を借りるメリットは何ですか?
    5. Q 低金利のカードローンを選ぶ際のポイントは?
  8. サービス内容を確認し低金利でお金を借りて返済負担を軽くしよう

低金利でお金を借りるなら消費者金融より銀行がおすすめ

お金を借りる方法として便利なのがカードローンです。カードローンには消費者金融や銀行で契約をする方法がありますが、金利を重要視して選ぶなら、銀行カードローンの方が低金利であることが多いです。

大手消費者金融の上限金利の平均は18.0%

大手消費者金融の金利は次の通りです。

アイフル 3.0%~18.0%
アコム 3.0%~18.0%
SMBCモビット 3.0%~18.0%
プロミス 4.5%~17.8%
レイク 4.5%~18.0%

消費者金融の場合、利息制限法により上限金利が決まっています。

〇元本の金額が10万円未満のときの上限金利 → 年20%
〇元本の金額が10万円以上から100万円未満のとき上限金利 → 年18%
〇元本の金額が100万円以上のときの上限金利 → 年15%

引用元:日本貸金業協会 5 お借入れの上限金利は、年15%~20%です

上限金利は貸付金額に応じて15%~20%であり、20%以上の金利での貸付は違法となります。上記のように大手消費者金融の上限金利は、18%で設定されていることがほとんどです。

銀行カードローンは消費者金融より低金利であることが多い

低金利でお金を借りることができる銀行カードローンには、次のようなものがあります。

三井住友銀行カードローン 1.5%~14.5%
三菱UFJ銀行(バンクイック) 1.8%~14.6%
みずほ銀行カードローン 2.0%~14.0%
東京スター銀行(スターカードローンα) 1.5%~14.6%
楽天銀行(スーパーローン) 1.9%~14.5%

消費者金融の上限金利の平均が18.0%であるのに対して、上記の銀行カードローンの上限金利は14.5%~14.6%と低金利。みずほ銀行カードローンにおいては14.0%とより低金利です。

また、楽天銀行スーパーローンでは、期間限定で金利を半減にするキャンペーンを行っていることも。キャンペーン期間中に申し込みをすれば、0.95%~7.25%の低金利でお金を借りることが可能です。

低金利で選ぶならカードローンよりフリーローン

低金利でお金を借りる方法には、フリーローンという選択肢もあります。フリーローンは主に金融機関で提供しています。

10%以内の金利でお金を借りることができるフリーローンもある

フリーローンは以下のように、低金利でお金を借りることができる傾向にあります。

イオン銀行 3.8%~13.5%
きらぼし銀行 1.7%~13.8%(固定金利)
住信SBIネット銀行 4.7775%~12.0%
中央労働金庫
  • 団体会員の構成員の方:5.825%(変動金利)・7.000%(固定金利)
  • 生協会員の組合員・同一生計家族の方:6.105%(変動金利)・7.280%(固定金利)
  • 一般勤労者の方:6.325%(変動金利)・7.500%(固定金利)
三井住友銀行 5.975%(変動金利型)

フリーローンでお金を借りることができれば、カードローンより低金利で利用できることがあるので、検討してみてはいかがでしょうか。

フリーローンとカードローンの大きな違いは借入回数

フリーローンはカードローンと同じように、使い道が自由なローンです。ビジネス用のフリーローンは事業用ですが個人向けのフリーローンは用途が決まっていません。

その点はカードローンと同じですが、大きな違いは一度にまとめてお金を借りる点です。カードローンは利用可能枠が設定され、その範囲内で何度もお金を借りることや返済することができます。

一方、フリーローンはお金を借りることができるのが1回のみです。借り入れをした後は、返済をしていくだけで、追加でお金を借りる場合は、再度審査を受けて契約をしなければなりません。

参照:カードローンとフリーローンの違いとは?どっちを選べばいいのかを解説! |八十二銀行

お金を借りる回数が1回なのはメリットでもある

カードローンのように利用可能額の範囲内で、都合に合わせて必要な金額を借入できないのは、不便に感じることもあるでしょう。

しかし、1回しかお金を借りることができないことは、管理がしやすい、必要以上に借り入れしなくてすむといったメリットにつながります。

カードローンのようにいつでもお金を借りることができると、あまり必要のない場合でもお金を借りてしまう場合があります。何度も借り入れをしていれば、返済額は増えるだけで完済しにくくなります。

いくら借入をしていて、返済額はいくらかを把握していないと、気が付かないうちに限度額いっぱいまでお金を借りてしまった、ということも。

その点フリーローンは返済していくだけなので、返済金額や返済期間などを把握しやすいものです。再度お金を借りる際には審査が必要なので、簡単にお金を借りることを考えないため必要以上の借り入れをしなくてすむ、といった点もメリットです。

住宅ローンやカードローンなど他商品と合わせてさらに低金利になることも

金融機関で住宅ローンを契約している人もいるでしょう。その場合、同じ金融機関でフリーローンを契約する際の金利が引き下げられるといったサービスを提供しているケースがあります。

本ローンお申込時、当行の住宅ローンをご利用中で、ご返済の遅延がないお客さまにつきましては、お借入時からご完済時までのお借入利率を店頭金利より▲年3.0%とします。

引用元:三井住友銀行 フリーローン SMBCのフリーローンの3つの特徴

住宅ローンだけでなく、カードローンを契約しているなどほかの商品を利用している場合、金利を引き下げてくれるケースもあります。

他商品の利用と合わせて最大年1.0%金利引下げ

引用元:住信SBIネット銀行 フリーローン 金利

低金利でお金を借りるなら、ローンなどを契約している金融機関のフリーローンを確認してみるとよいでしょう。

お金を借りるまで時間がかかることがある

フリーローンはお金を借りるまで、時間がかかることがあります。多くは、仮審査があり本審査があるため、融資までには1~2週間程度かかると考えておきましょう。

仮審査のお申込みからお借入れまで、通常2週間程度の日数がかかりますので、余裕を持ってお申込みください。

引用元:住信SBIネット銀行 フリーローン 借入までの流れ

申込後、審査の結果をご連絡させていただくまでに最短3~5営業日ほどお時間がかかります。
なお、ご融資契約までにはさらにお時間がかかりますので、担当者より随時ご案内いたします。

引用元:きらぼし銀行 フリーローン ご注意事項

フリーローンは消費者金融のように最短即日融資はできません。急ぎでお金を借りるなら、ほかの方法を選んだ方がよいでしょう。

お金を借りる目的が決まっているなら低金利の「多目的ローン」がおすすめ

金融機関にはフリーローンのほか、多目的ローンを用意していることが多いです。多目的別ローンは低金利であることが多いため、お金を借りる目的が決まっているなら多目的別ローンを選ぶのがおすすめです。

多目的ローンはフリーローンより低金利でお金を借りることが可能

多目的ローンの種類には次のようなものがあります。

  • 自動車ローン
  • リフォームローン
  • 教育ローン
  • ブライダルローン
  • 歯科治療ローン など

お金を借りる目的が決まっていることもあり、多目的別ローンはフリーローンより低金利でお金を借りることができるケースが多いです。低金利でお金を借りることができる多目的別ローンの例を挙げてみましょう。

イオン銀行 自動車ローン・マイカーローン 3.8%~8.8%
きらぼし銀行 リフォームローン 1.70%
滋賀銀行 スピードローン ジャストサポート(目的型) 5.175%
武蔵野銀行 多目的ローン 5.4%
横浜銀行 ライフサポートローン(多目的ローン) 4.7%

特に、マイカーローン、リフォームローンなど専用のローンはより低金利でお金を借りることができるケースが多いです。

多目的ローンを申し込む際には具体的な見積書が必要

低金利でお金を借りることのできる多目的ローンですが、見積書や請求書など使い道が確認できる書類を提出しなければなりません。虚偽の申請をすることはできないので注意しましょう。

また、フリーローンと同様、お金を借りる回数は原則1回のみ。借り入れする金額を一括で貸付します。

参考:多目的ローンとフリーローンの違いは?失敗しない選び方のポイントを教えます|宮崎太陽銀行

教育資金や事業を始めるなら低金利の公的融資制度も検討する

国からの融資を受けられれば、低金利でお金を借りることが可能です。融資を受けるには審査がありますが、目的や収入、条件によって低金利でお金を借りることができます。

日本政策金融公庫は中小企業のほか個人企業にも低金利で融資

日本政策金融公庫は、主に中小企業や個人企業などの小規模事業者向けに貸付をしている政府の金融機関です。事業を始めたばかりでもお金を借りることが可能で、低金利なのがメリット。担保や保証人も必要ありません。

日本政策金融公庫では、以下の事業において融資を行っています。

  • 個人企業や小規模企業向けの「国民生活事業」
  • 中小企業向けの「中小企業事業」
  • 農林漁業や国産農林水産物を扱う加工流通分野向けの「農林水産事業」

個人企業向けの国民生活事業では、事業の再建や業績が悪化している企業のための融資や、事業の拡大、保育や介護事業を経営したいなど、目的別にさまざまな融資を行っています。

例えば新規開業資金でお金を借りる際は、基本的に2.20%~3.30%、また要件に合えば1%台でお金を借りることも可能です。

収入に応じて借りられる国の教育ローンは低金利

日本政策金融公庫では、「国の教育ローン」として教育を受ける際のお金の貸付も行っています。国から教育に関するお金を借りるには、世帯年収に制限がありますが、2.25%(令和5年10月時点)といった低金利でお金を借りることができます。

国の教育ローンを利用できる世帯年収の上限は以下の通りです。

子どもの人数 世帯年収(所得)の上限額
1人 790万円(600万円)
2人 890万円(690万円)
3人 990万円(790万円)
4人 1,090万円(890万円)
5人 1,190万円(990万円)

さらに、次の要件に該当する場合は、2.25%の-0.4%でお金を借りることができます。

  • 交通遺児家庭
  • 母子家庭
  • 父子家庭
  • 世帯年収200万円(所得132万円)以内の方
  • 子どもが3人以上の世帯で世帯年収が500万円」(所得356万円)以内の方

また、固定金利なので完済まで金利が変わることはなく、返済計画も立てやすいでしょう。

生活費などに困った場合は無利子もしくは低利子の生活福祉資金貸付制度を検討

国からお金を借りる制度の一つに、生活福祉資金貸付制度があり、低金利でお金を借りることができます。

生活福祉資金貸付制度の種類と利子は以下の通りです。

種類 内容 利子
総合支援資金
  • 生活支援費
  • 住宅入居費
  • 一時生活再建費
無利子(保証人なしの場合は1.5%)
福祉資金
  • 福祉費
  • 緊急小口資金
無利子(保証人なしの場合は1.5%)※緊急小口資金は保証人なしの場合でも無利子
教育支援資金
  • 教育支援費
  • 就学支度費
無利子
不動産担保型生活資金
  • 不動産担保型生活資金
  • 要保護世帯向け不動産担保型生活資金
年3%もしくは長期プライムレートのいずれか低い方

低金利でお金を借りることができる生活福祉資金貸付制度ですが、お金を借りられる対象が以下のように決まっています。

低所得世帯 市町村民税非課税程度
障害者世帯 身体障害者手帳、療育手帳、精神障害者保健福祉手帳を持っている人が属する世帯
高齢者世帯 65歳以上の高齢者が属する世帯

お金を借りる際には審査があり、誰でも借りられるわけではありませんが、生活に困っている場合はお住まいの地方公共団体に相談してみましょう。

低金利でお金を借りると返済負担も軽減できるが注意点も抑えておく

カードローンやフリーローンなどでお金を借りる際、低金利の方が返済負担を軽くすることができます。その点は大きなメリットですが、金利だけで選ぶのがすべてにおいてよいというわけではありません。低金利のローンを選ぶ際の注意点も把握しておきましょう。

低金利のローンの場合返済負担がどれくらい軽減できるのか把握する

低金利のメリットは返済負担を軽くできることです。返済は元金だけでなく利息も支払わなければなりません。一般的に利息は以下の式で算出されます。

「利息額=借入金額×実質年率÷365×利用日数」

例えば10万円を20%の金利で30日間利用した場合は1,643円の利息を払います。一方10万円を金利18%の金利で30日間利用した場合利息の支払いは、1,479円ですむということです。

同じ金額を借りた場合、金利が高いローンと低いローンでは総返済額に大きな差が生じます。返済期間にもよりますが、高額な借り入れであるほど低金利と高金利とでは返済金額の差が大きくなります。

低金利でお金を借りることができても返済期間が長いと返済総額が増える

低金利でお金を借りることができても、返済金額が少額だったり、返済金額を延ばしたりすれば、返済期間が長くなります。

上記の計算式からもわかるように、利息は利用期間も関係し、長くなるほど返済総額が増えていきます。せっかく低金利でお金を借りることができたなら、繰り上げ返済や追加返済で早めに完済することをおすすめします。

早めの完済を目指すためにも、お金を借りる際は必要な金額だけを申請しましょう。低金利のローンでも借り過ぎは返済額を増やし、返済負担を大きくするので注意が必要です。

低金利のカードローンやフリーローンを契約する際は上限金利を確認する

低金利のローンを選ぶ際は、上限金利を確認しましょう。多くのローンでは、1.5%~14.5%のように、下限金利と上限金利が表示されています。

金利は審査によって設定され、上限金利で設定される可能性もあります。比較する際には、上限金利をチェックしましょう。

参考:上限金利について【貸金業界の状況】 | 日本貸金業協会

繰り上げ返済には手数料がかかる場合がある

余裕のあるときは繰り上げ返済がおすすめですが、金融機関によっては手数料がかかる場合があるので注意しましょう。

お取引店にご来店のうえ、お手続きください。
<お持ちになるもの>

  • 返済用普通預金口座の通帳印
  • ご本人確認書類
  • 全額繰上返済手数料:3,300円(税込み)

※借入金額が100万円以下の場合は手数料はかかりません。

引用元:横浜銀行 よくあるお問い合わせ Q 横浜銀行フリーローンの全額繰り上げ返済をしたいのですが、どうしたらよいですか?

繰り上げ返済をする金額によって手数料がかかったり、無料だったりすることもあります。また、繰り上げ返済はいくらからできるのか、手続きは来店が必要なのか、Web上でできるのかなど返済方法も確認しましょう。

さらに、追加返済の方法として、毎月の返済額を変えずに返済期間を短くする方法や、返済期間を変えずに毎月の返済額を減らす方法などを用意している金融機関もあります。

状況に合わせて返済負担を減らせる方法がある金融機関のローンを選ぶのもよいでしょう。

固定金利や変動金利かをチェックして状況や都合に合わせて選ぶ

金融機関のローンには固定金利と変動金利があります。固定金利は最初から完済時まで金利は変わりません。返済中に金利が上がることもありませんが、下がることもありません。毎月の返済額も一定なので、返済計画が立てやすいのもメリットです。

市場金利に合わせて利率が変わるのが変動金利です。固定金利よりも低金利で支払いができるときもありますが、市場金利の影響で金利が高くなってしまうリスクがあります。

お金を借りる際には、固定金利か変動金利かを確認し、状況や都合に合わせて選びましょう。

参考:Q. 住宅ローン、変動金利と固定金利のどちらを選ぶべきか悩んでいます | 住宅購入 | 一般社団法人 全国銀行協会

有担保型フリーローンは無担保型よりも低金利でお金を借りることが可能

金融機関のフリーローンや多目的ローンでは、有担保型を提供しているケースがあり、無担保型フリーローンより低金利でお金を借りることができます。

りそな銀行を例に挙げてみましょう。

フリーローン(無担保型) フリーローン(有担保型)
金利 1.7%~14.0%(固定金利) 2.775%~9.900%(変動金利)
借入可能金額 10万円~1,000万円 100万円~1億円
返済期間 1年~10年 1年~30年
有担保というのは土地や建物などの不動産を担保にして、お金を借りることです。返済できない状況になった場合、担保にしたものを返済に充てることができるため、低金利のうえ、借り入れできる金額も高くなります。

低金利であることも重要だがサービス内容も比較する

返済負担のことを考えれば、低金利でお金を借りるのがおすすめですが、サービス内容を確認することも必要です。

消費者金融には無利息期間サービスがある場合も

消費者金融には無利息期間を設けているケースがあります。

内容 無利息になる条件
アイフル 契約日の翌日から30日間無利息 はじめての契約、無担保キャッシングローンの利用
アコム 契約日の翌日から30日間金利0円 はじめての契約
プロミス 借入日の翌日から30日間無利息 はじめての契約、メアド登録、Web明細の利用
レイク 契約日の翌日から30日間、60日間(Web申込限定)、180日間(5万円まで)利息0円 はじめての契約
セントラル 契約日の翌日から30日間金利0円 はじめての契約

銀行カードローンにも無利息期間サービスを提供しているケースがあります。

   内容
東京スター銀行スターカードローンα 契約日から30日間利息0円
北日本銀行カードローン スーパークイカ 契約日から30日間利息0円

無利息期間内に返済すれば、利息なしでお金を借りることが可能です。早めに返済可能であれば、無利息期間サービスを提供しているカードローンなどを選ぶのもよいでしょう。

参考:カードローンの無利息期間とは?金利がかからない期間の賢い使い方も紹介|お金の学び場「LOAN myac」

即日融資に対応していれば早急にお金を借りられる可能性が高い

銀行からお金を借りる際、即日融資ができないことがほとんどです。フリーローンや多目的ローンはお金を借りるまでに1~2週間かかることもあります。

消費者金融であれば、最短即日融資に対応しているケースもあります。審査が滞りなく進み、申し込んだその日のうちに契約ができれば、即日融資が可能です。

カードローンでお金を借りるなら利用しやすいことも大切

利用可能限度額の範囲内で、繰り返し借り入れや返済ができるカードローンは、使いやすいことも大切です。スマホアプリで借り入れや返済ができれば、ローンカードを持ち歩かずにすみます。

スマホやパソコンなどWebで申し込みから借り入れまでできれば、店頭に言ったり、無人契約機などを探したりせずにすみます。

返済日の選択ができれば、給料日など都合に合わせて返済が可能。給料日前に返済日があると、最悪返済遅延につながることもあるでしょう。

返済が遅れてしまうと遅延損害金が発生します。

ご返済が遅れた場合は、延滞日数に応じて遅延損害金が発生します。遅延損害金の計算方法
遅延損害金 = ご利用金額 × 遅延損害金(年率20.0%)÷ 365日 × 延滞日数

引用元:アイフル よくある質問 Q 遅れた場合利息はどうなりますか?

返済日が遅れるほど遅延損害金も高くなります。低金利でお金を借りることができても、返済が遅れれば返済負担が大きくなってしまいます。

低金利でお金を借りることだけでなく、自分が利用しやすいかどうかも視野に入れて借り入れ先を選びしょう。

「低金利でお金を借りる」に関連するよくある疑問

「低金利でお金を借りる」に関連するよくある疑問を集めてみました。参考になさってください。

Q 銀行と消費者金融ではどちらが低金利でお金を借りられますか?

A 銀行の方が低金利であることが多いです。銀行カードローンの多くは上限金利が14%台ですが、消費者金融は18%台が多いです。また、銀行のフリーローンや多目的ローンであれば、さらに低金利でお金を借りることが可能です。

Q 低金利でお金を借りる際の注意点は?

A 低金利でお金を借りられるのはフリーローンですが審査に時間がかかるため、即日融資などはできません。また、低金利だからといって安心してお金を借り過ぎてしまう点にも注意しましょう。必要以上にお金を借りると返済額が増えてしまいます。

Q フリーローンとカードローンはどちらを選んだ方がよいですか?

A 低金利を重視するならフリーローンですが、追加でお金を借りたい場合はカードローンの方がよいでしょう。フリーローンは一括で貸付をするため、追加融資は再審査が必要です。一方、カードローンは利用可能限度額の範囲内で、都合に合わせて借り入れと返済ができます。

Q 低金利でお金を借りるメリットは何ですか?

A 低金利でお金を借りるメリットは返済負担を軽くできることです。金利が高いほど、借入額に対する利息が増えるので返済する金額も高くなります。金利が低くければ利息も少ないため、返済金額を少なくできます。

Q 低金利のカードローンを選ぶ際のポイントは?

A 金利は上限金利と下限金利が表示されていることが多いのですが、その際下限金利ではなく上限金利を確認するようにしましょう。特に初めて利用する場合、一般的に上限金利が適用されます。

また、低金利のカードローンを選ぶときには、サービス内容を確認し自分に合っているものや都合のよいものを選びましょう。無利息期間サービスを提供しているケースもあるので、早めに返済できる場合、利息を払わずにすみます。

サービス内容を確認し低金利でお金を借りて返済負担を軽くしよう

低金利でお金を借りるのは、返済負担を抑えられるのが大きなメリットです。消費者金融カードローンなら大手消費者金融がおすすめですが、より低金利なのは銀行のカードローンです。

さらにカードローンよりフリーローンや多目的ローンの方が、低金利でお金を借りることが可能です。お金を借りる目的が決まっているなら、多目的ローンの方がより低金利でお金を借りられるでしょう。

また、要件に該当すれば低金利である公的融資を受けること可能です。

ただし、低金利であっても審査に時間がかかったり、用意する書類が多かったり注意点もあります。一方、カードローンでは無利息期間サービスがあることも。

低金利以外のメリットなどサービス内容も確認したうえで、お金の借入先を選ぶことをおすすめします。